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[新宿区]

平和祈念展示資料館 平和祈念交流展「シベリアからの生還 リトアニア人たちの流浪物語」

(c)平和祈念展示資料館

開催期間 2024年10月16日~2025年1月19日

平和祈念展示資料館 平和祈念交流展「シベリアからの生還 リトアニア人たちの流浪物語」

平和祈念展示資料館

20世紀半ば、リトアニアとその国民は試練と喪失の時代を経験しました。リトアニアは1940年にソ連に武力併合され、翌1941年から1944年までナチス・ドイツによる占領に苦しみます。その後再びソ連に支配され、およそ50年にわたる弾圧を受けました。反ソ的とみなされた約28万人のリトアニア人が、北極圏やカザフスタン、シベリアなどの流刑地へと送られ、過酷な労働を強いられました。彼らは長期間にわたり抑留され、後に故郷へ生還できた一部の人々もソ連秘密警察の監視下に置かれます。自らの経験を家族間で話すことすらできず、抑圧されたまま生活しなければなりませんでした。本展では、リトアニア国立博物館の協力のもと、ソ連政府が占領下のリトアニアの住民に対して行った政治弾圧と、強制移送された人々を待ち受けていた過酷な環境や労働、人としての尊厳や民族的アイデンティティを失うことなく生きようとする彼らの不断の努力、そして祖国への帰還の望みを紹介します。彼らの生きた証は、たとえ過酷な状況下であっても、ひとりひとりの名前が記憶され、その命が尊ばれるべき存在であることを、現在を生きる私たちに訴えかけています。
<関連イベント(参加無料・予約不要)>
・アニメ上映(13分):リトアニアのクリエイターが制作した短編アニメ映画『PURGA』を上映します。
時間:10:00から30分毎(最終上映16:30)
・学芸員によるギャラリートーク
10/20(日)、11/17(日)、12/15(日)、1/19(日)
各日とも13:00~(約30分)
同日14:00から定期語り部お話し会を開催します。

【開催期間】10/16(水)~1/19(日)※入館無料、休館日:毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)、12/28(土)~1/6(月)
【開催時間】9:30~17:30(入館は17:00まで)
【会場】平和祈念展示資料館 帰還者たちの記憶ミュージアム 企画展示コーナー(新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル33階)
【アクセス】都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」から徒歩3分、 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩7分、JR・小田急線・京王線・都営地下鉄大江戸線・都営地下鉄新宿線「新宿駅」から徒歩10分
【主催】帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)
【共催】リトアニア国立博物館
【協力】駐日リトアニア共和国大使館
【お問い合わせ先】03-5323-8709(平和祈念展示資料館)
https://www.heiwakinen.go.jp/kikaku/20241009-1700/

早稲田大学會津八一記念博物館特集展示「館仏三昧Ⅱ」

(c)Waseda University

開催期間 2024年10月7日~2024年11月24日

早稲田大学會津八一記念博物館特集展示「館仏三昧II」

早稲田大学 早稲田キャンパス

観仏とは、仏を心に抱くことを、三昧とは、心を静めて一つの対象に集中した状態のことをいいます。『観仏三昧海経』などに説かれる「観仏三昧」は、いうなれば一心にほとけをみることともいえましょう。會津八一コレクション展示室では、2012年に開催した“観仏”ならぬ『館仏三昧』を継ぎ、特集展示『館仏三昧Ⅱ』を開催します。會津八一はかつて、美術史の研究と教育には、作品と直に接することが不可欠であるとして「実学論」を唱えました。そうした會津八一の基本姿勢に基づき、本特集展示では当館所蔵品を通して、幅広い時代と地域で生み出された仏教美術を展観いたします。インドで誕生した仏像が、中国・朝鮮半島を経て日本まで東漸、そしてまた、東南アジアへ南伝する軌跡。おなじみの、あるいは知られざる“館仏”に囲まれ、心ゆくまで三昧の境地をご堪能ください。

【開催期間】10/7(月)~11/24(日)※入場無料、休館日は、10/23(水)、10/30(水)、11/1(水)、11/4(水)、11/6(水)、11/13(水)、11/20(水)
【開催時間】10:00~17:00
【会場】早稲田大学會津八一記念博物館 1階 會津八一コレクション展示室(新宿区西早稲田1-6-1 早稲田キャンパス2号館)
【アクセス】 東京メトロ東西線「早稲田駅」から徒歩5分
【お問い合わせ先】03-5286-3835(早稲田大学會津八一記念博物館)
https://www.waseda.jp/culture/aizu-museum/news/2024/09/11/7468/

京王百貨店新宿店「静岡うまいもの大会2024」

(c)Keio Department Store

開催期間 2024年11月22日~2024年11月27日

京王百貨店新宿店「静岡うまいもの大会2024」

京王百貨店新宿店

京王百貨店新宿店で、「静岡うまいもの大会」を開催。温暖な気候と富士山や駿河湾をはじめとする多様な風土に恵まれ、豊富な食材が魅力の静岡県。西部・中部・富士・伊豆と主に4つのエリアに分けられる同県は、それぞれの地域に根差した食文化や特産品が多様に楽しめるとして人気の観光地です。4回目の開催となる今展は、浜名湖産の鰻を使用したうな重や、京王百貨店限定メニューとして富士宮市のブランドニジマス「紅富士サーモン」が味わえるにぎり寿司のセットがイートインで楽しめるほか、静岡茶を使用したスイーツや伊豆産の和栗を使用したモンブランのかき氷などが初登場。静岡の定番ご当地グルメや銘菓など、初登場6店舗を含む計32店舗が揃います。

【開催期間】11/22(金)~11/27(水)※入場無料、物販有料
【開催時間】10:00~20:00(最終日は17:00まで)
【会場】京王百貨店新宿店 7階大催場(新宿区西新宿1-1-4)
【アクセス】JR・京王線・小田急線・都営地下鉄新宿線・都営地下鉄大江戸線・東京メトロ丸ノ内線「新宿駅」から徒歩1分
【お問い合わせ先】03-3342-2111(京王百貨店新宿店)
https://www.keionet.com/info/shinjuku/

富岡コレクション展「禅書画―かたちともじ」

白隠慧鶴《のゝ袋図》江戸時代(c)Waseda University

開催期間 2024年10月7日~2024年11月24日

富岡コレクション展「禅書画―かたちともじ」

早稲田大学 早稲田キャンパス

富岡コレクションの禅書画は、同コレクションの3分の1を占めますが、本展では道具のみを描いてその主体を示す留守模様の禅画や少ない文字数で禅の境地を示した書作品を紹介します。

【開催期間】10/7(月)~11/24(日)※入場無料、水曜休館(10/9、10/16は開館)
【開催時間】10:00~17:00
【会場】早稲田大学會津八一記念博物館 1階 富岡重憲コレクション展示室(新宿区西早稲田1-6-1 早稲田キャンパス2号館)
【アクセス】東京メトロ東西線「早稲田駅」から徒歩5分
【お問い合わせ先】03-5286-3835(早稲田大学會津八一記念博物館)
https://www.waseda.jp/culture/aizu-museum/news/2024/08/06/7339/

早稲田大学會津八一記念博物館企画展「SATSUMAとIMARI―世界を魅了した日本産陶磁器―」

(c)Waseda University

開催期間 2024年11月14日~2025年1月28日

早稲田大学會津八一記念博物館企画展「SATSUMAとIMARI―世界を魅了した日本産陶磁器―」

早稲田大学 早稲田キャンパス

日本の陶磁器生産に革命が起きたのは17世紀のことでした。きっかけは、豊臣秀吉による朝鮮出兵。このとき、多くの朝鮮人陶工が日本に連れ帰られ、彼らの存在が日本の陶磁器生産の技術にめざましい革新をもたらしたのです。こうして飛躍を遂げた日本産陶磁器のうち、いくつかの種類の陶磁器が、世界や日本の情勢変化の機をとらえて海外に大量に輸出されました。その代表例といえるのが、薩摩焼と伊万里焼です。本企画展では、機をとらえて世界にはばたき、多くの人々を魅了した薩摩焼と伊万里焼を比較する展示を行います。本企画展は3章構成になっています。まず、第1章では、安土桃山時代から江戸時代初期の陶磁器、朝鮮王朝や明朝の陶磁器を展示して、日本産陶磁器が世界に羽ばたくようになる前段階の状況を概観します。その後、第2章では、明清交替を機に多く輸出されるようになった伊万里焼に焦点を当てます。第3章では、薩摩焼の歴史をたどり、近代化の流れで世界に輸出されるようになっていく過程をたどります。なお、第3章の後半では、本学OBでもある十四代および十五代沈壽官の美しい作品も展示します。薩摩焼が現代へと受け継がれていく様子をぜひご覧ください。
 さらに、弊館が所蔵する数々の美しい陶磁器作品はもちろんのこと、窯跡遺跡から出土した資料などの普段なかなか見ることのできない貴重な考古遺物も展示します。こうした資料には、当時の陶工たちの工房内での仕事ぶりがありありと残されており、陶磁器を効率よく焼き、大量生産を可能にさせた工夫の痕跡を見て取ることができます。そのほか、鹿児島城出土資料や江戸遺跡出土資料も出品します。江戸時代から明治時代にかけて世界を夢中にさせた日本産陶磁器の魅力を、心ゆくまでご堪能ください。

【開催期間】11/14(木)~1/28(火)※入場無料、休館日は、11/20(水)、11/27(水)、12/4(水)、12/11(水)、12/18(水)、12/24(火)~1/8(水)、1/15(水)、1/22(水)
【開催時間】10:00~17:00
【会場】早稲田大学會津八一記念博物館 2階 グランドギャラリー(新宿区西早稲田1-6-1 早稲田キャンパス2号館)
【アクセス】 東京メトロ東西線「早稲田駅」から徒歩5分
【お問い合わせ先】03-5286-3835(早稲田大学會津八一記念博物館)
https://www.waseda.jp/culture/aizu-museum/news/2024/08/06/7351/

早稲田大学會津八一記念博物館特集展示「大社コレクション展」

(c)Waseda University

開催期間 2024年10月7日~2024年11月24日

早稲田大学會津八一記念博物館特集展示「大社コレクション展」

早稲田大学 早稲田キャンパス

寄贈された大社(おおこそ)コレクションの優品を展示。柳原義達のブロンズ彫刻作品や素描をはじめ、中川一政、難波田龍起、入江観、小杉小二郎、奥村土牛、棟方志功など、またブールデル、ヘンリー・ムーア、バゼーヌといった内外の作家たちの、それぞれに個性のある作品をお楽しみください。これらはいずれも、本学法学部名誉教授の大社淑子氏と玲子氏姉妹が、作品を制作した芸術家たちとの交流の中で長年にわたって一点ずつ集め、身近に飾って愛しんでこられた作品です。本展示では、プライベート・コレクションならではのそうした親密で心地の良い空間の再現を心がけてみました。

【開催期間】10/7(月)~11/24(日)※入場無料、休館日は、10/23(水)、10/30(水)、11/1(水)、11/4(水)、11/6(水)、11/13(水)、11/20(水)
【開催時間】10:00~17:00
【会場】早稲田大学會津八一記念博物館 1階 近代美術展示室(新宿区西早稲田1-6-1 早稲田キャンパス2号館)
【アクセス】東京メトロ東西線「早稲田駅」から徒歩5分
【お問い合わせ先】03-5286-3835(早稲田大学會津八一記念博物館)
https://www.waseda.jp/culture/aizu-museum/news/2024/09/24/7385/

早稲田大学會津八一記念博物館企画展「SATSUMAとIMARI―世界を魅了した日本産陶磁器―」

色絵花鳥図蓋付大壺(c)Waseda University

開催期間 2024年11月14日~2025年1月28日

早稲田大学會津八一記念博物館企画展「SATSUMAとIMARI―世界を魅了した日本産陶磁器―」

早稲田大学 早稲田キャンパス

日本の陶磁器生産に革命が起きたのは17世紀のことでした。きっかけは、豊臣秀吉による朝鮮出兵。このとき、多くの朝鮮人陶工が日本に連れ帰られ、彼らの存在が日本の陶磁器生産の技術にめざましい革新をもたらしたのです。こうして飛躍を遂げた日本産陶磁器のうち、いくつかの種類の陶磁器が、世界や日本の情勢変化の機をとらえて海外に大量に輸出されました。その代表例といえるのが、薩摩焼と伊万里焼です。本企画展では、機をとらえて世界にはばたき、多くの人々を魅了した薩摩焼と伊万里焼を比較する展示を行います。本企画展は3章構成になっています。まず、第1章では、安土桃山時代から江戸時代初期の陶磁器、朝鮮王朝や明朝の陶磁器を展示して、日本産陶磁器が世界に羽ばたくようになる前段階の状況を概観します。その後、第2章では、明清交替を機に多く輸出されるようになった伊万里焼に焦点を当てます。第3章では、薩摩焼の歴史をたどり、近代化の流れで世界に輸出されるようになっていく過程をたどります。なお、第3章の後半では、本学OBでもある十四代および十五代沈壽官の美しい作品も展示します。薩摩焼が現代へと受け継がれていく様子をぜひご覧ください。さらに、弊館が所蔵する数々の美しい陶磁器作品はもちろんのこと、窯跡遺跡から出土した資料などの普段なかなか見ることのできない貴重な考古遺物も展示します。こうした資料には、当時の陶工たちの工房内での仕事ぶりがありありと残されており、陶磁器を効率よく焼き、大量生産を可能にさせた工夫の痕跡を見て取ることができます。そのほか、鹿児島城出土資料や江戸遺跡出土資料も出品します。江戸時代から明治時代にかけて世界を夢中にさせた日本産陶磁器の魅力を、心ゆくまでご堪能ください。

【開催期間】11/14(木)~1/28(火)※入場無料、休館日は11/20(水)・11/27(水)・12/4(水)・12/11(水)・12/18(水)・12/24(火)~1/8(水)・1/15(水)・1/22(水)
【開催時間】10:00~17:00
【会場】早稲田大学會津八一記念博物館 2階 グランドギャラリー(新宿区西早稲田1-6-1 早稲田キャンパス2号館)
【アクセス】東京メトロ東西線「早稲田駅」から徒歩5分
【お問い合わせ先】03-5286-3835(早稲田大学會津八一記念博物館)
https://www.waseda.jp/culture/aizu-museum/news/2024/08/06/7351/

TOKYO FASHION CROSSING 2024

(c)FASHION FESTA

開催期間 2024年11月23日

TOKYO FASHION CROSSING 2024

新宿住友ビル

東京都とファッション・アパレル関連団体等で構成する「ファッションフェスタ2024実行委員会」は、ファッションやアパレルを楽しむ気運を醸成し、産業を活性化することを目的として、『TOKYO FASHION CROSSING 2024』を開催します。当日は、日本を代表するファッションデザイナーたちの卓越した創造性と技術をショーの演出からスタートし、「ストリート」と「トラディショナル」をテーマにした小学生モデルによるショーやダンスパフォーマンス、老若男女様々な方によるカジュアルスタイルのファッションショー、そして、東京の多様性と現代の新しい価値観をテーマに、男性服と女性服の垣根を取り払い、自身を表現するスタイルで登場するなど様々なショーを行います。そして、各ファッションショーの中では、事前オーディションを通過した“都民モデル”も参加し、プロのモデルと一緒に、華麗にランウェイを歩きます。さらに、ファッションショーのMCとして参加される、演出家で、テレビプロデューサーとして数々の番組を手掛けたテリー伊藤さん、EXILEやGENERATIONSなどのメンバーとして活動するほかにも、俳優やモデルでも活躍している白濱亜嵐さんが会場を盛り上げます。今年で2回目となるファッションショーのコンセプトは「あなたもランウェイ」。会場内には、ファッションショーの衣装等を展示するとともに、キッチンカーも出店します。モデルとして参加される方だけでなく、会場にお越しの皆様も一緒になって楽しんで、あなたにとって特別な一日を創り上げてください。全ての個性を包み込むファッション都市“TOKYO”のパワーを世界に向けて、是非一緒に発信しましょう!

【開催日】11/23(土・祝)※入場無料、物販有料
【開催時間】12:30~16:00
【会場】新宿住友ビル 三角広場(新宿区西新宿2-6-1)
【アクセス】都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」から直結、 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩4分、JR・小田急線・京王線・東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線・都営地下鉄新宿線「新宿駅」から徒歩8分
【主催】ファッションフェスタ2024実行委員会
【構成団体】東京都、一般社団法人東京都服飾学校協会、一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構、NPO法人ユニバーサルファッション協会
【お問い合わせ先】info@tokyofashioncrossing-2024.com(ファッションフェスタ2024実行委員会)
https://tokyofashioncrossing.com

芋と栗とかぼちゃのフェス2024

(c)芋と栗とかぼちゃFESTIVAL

開催期間 2024年11月8日~2024年11月24日

芋と栗とかぼちゃフェスティバル2024

大久保公園

さつまいも、栗、かぼちゃといった秋の味覚が一気堪能できる食フェスを初開催します!栗ご飯といった主食から、かぼちゃプリン、モンブランといったスイーツまで!食欲の秋にピッタリのイベントです。
1stステージ:11/8(金)~11/14(木)
2ndステージ:11/15(金)~11/24(日)

【開催期間】11/8(金)~11/24(日)※入場無料、物販有料(200円(税込)刻みの食券制)
【開催時間】11:00~21:00
【会場】新宿区立大久保公園(新宿区歌舞伎町2-43)
【アクセス】西武新宿線「西武新宿駅」から徒歩2分、JR・小田急電鉄・京王電鉄・東京メトロ・都営地下鉄「新宿駅」から徒歩8分
【企画・運営】株式会社ブルースモービル
【公式X】@ikkfes
【公式Instagram】ikkfes
https://ikkfes.com

市谷の社 本と活字館企画展「ようこそ魅惑の書籍用紙の世界」

(c)Ichigaya Letterpress Factory

開催期間 2024年10月19日~2025年2月16日

市谷の社 本と活字館企画展「ようこそ魅惑の書籍用紙の世界」

市谷の社 本と活字館

本を手にして読むときに、その内容だけでなく、本を形作る様々な素材や設計に想いを馳せたことはありますか?紙、印刷のインキ、書体や組版、装丁、それらにより生み出される手触りと匂い。本のページをめくることは、書かれている文字や内容を追うと同時に、あらゆる感覚で本という物を感じ取ることでもあります。本企画展では、そんな本の大事な要素の一つである書籍用紙に注目します。印刷用紙はその用途に合わせて、原料の配合や表面の塗工などで種類が分かれます。特に、文芸やエッセイをはじめとしたいわゆる「文字もの」の書籍では、目に優しい白さ、めくりやすいしなやかさ、あるいは紙らしいふわっとした手触り、両面に印刷しても透けにくく、そして、長く読まれる本では色褪せしにくい保存性も重要です。出版社やブックデザイナーは、どんな本にしたらよいのかをイメージしながら、紙を選びます。印刷用紙は古今東西、驚くほど多くの種類がありますが、本展では、書籍本文用として抄紙されたものを中心に、約60種類の紙を紹介します。ぱっと見ただけでは、どれも同じ白い紙のように感じがちですが、心を鎮めて、手に取って触りながら比べてみると、一枚一枚が異なるキャラクターを持っていることがわかります。実はとっても奥深くて魅惑的な書籍用紙の世界。展示された紙を触って、持って帰って、じっくり向き合いながら、その魅力をご堪能ください。

【開催期間】10/19(土)~2/16(日)※入場無料、休館日は月・火曜(祝日の場合は開館)、12/23(月)~1/7(火)
【開催時間】10:00~18:00
【会場】市谷の社 本と活字館(新宿区市谷加賀町1-1-1)
【アクセス】東京メトロ南北線・有楽町線「市ケ谷駅」から徒歩10分、JR・都営地下鉄新宿線「市ケ谷駅」から徒歩15分、都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂駅」から徒歩10分
【協力】王子製紙株式会社、新生紙パルプ商事株式会社、株式会社竹尾、中越パルプ工業株式会社、日本紙通商株式会社、日本製紙株式会社、日本紙パルプ商事株式会社、北越紙販売株式会社、北越コーポレーション株式会社、三菱王子紙販売株式会社、三菱製紙株式会社
【展示デザイン】中沢仁美(シービーケー)
【グラフィックデザイン】白井敬尚、三橋光太郎(白井敬尚形成事務所)
【イラストレーション】城谷斉彦
【お問い合わせ先】03-6386-0555(市谷の杜 本と活字館)
https://ichigaya-letterpress.jp/gallery/000428.html