EVENT SEARCH

地域から探す

キーワードから探す

カレンダーから探す

[新宿区]

平和祈念展示資料館 企画展「おざわゆき『凍りの掌』原画展 シベリア抑留 記憶の底の青春」

(c)平和祈念展示資料館

開催期間 2025年1月21日~2025年4月20日

平和祈念展示資料館 企画展「おざわゆき『凍りの掌』原画展 シベリア抑留 記憶の底の青春」

平和祈念展示資料館

1945(昭和20)年、戦争が終結したにもかかわらず、シベリアを始めとする旧ソ連やモンゴルの酷寒の地において、乏しい食糧と劣悪な生活環境の中で過酷な強制労働に従事させられた戦後強制抑留者(シベリア抑留者)は約60万人にものぼるといわれます。そのうちおよそ6万人が、故郷に帰ることなく命を落としました。漫画家・おざわゆき氏の父親である小澤昌一氏も、シベリア抑留を耐え抜いた一人でした。学生時代に聞いた父の抑留体験は「どんな戦争関連の記録よりも異質」であると衝撃を受けたおざわ氏は、「マンガにしたい」と強く思います。そして後年、『凍りの掌』の執筆を始めたのです。完成した同人誌『凍りの掌』は後に単行本化を果たし、2012 (平成24) 年に第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を、2015年に母親の空襲体験をもとにした『あとかたの街』とともに第44回日本漫画家協会大賞を受賞。2019(令和元)年にはドラマ化も果たしました。本企画展では、2008(平成20)年から22年半の歳月をかけて完結した同人誌『凍りの掌』の直筆原稿を展示し、先の見えない絶望の抑留生活、その中で必死に生き延びようとした人々の姿を紹介します。
<前期>1/21(火)~3/2(日)
<後期>3/4日(火)~4/20(日)

【開催期間】1/21(火)~4/20(日)※入館無料、休館日:毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)、2/2(日)=住友ビル全館休館日)
【開催時間】9:30~17:30(入館は17:00まで)
【会場】平和祈念展示資料館 帰還者たちの記憶ミュージアム 企画展示コーナー(新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル33階)
【アクセス】都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」から徒歩3分、 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩7分、JR・小田急線・京王線・都営地下鉄大江戸線・都営地下鉄新宿線「新宿駅」から徒歩10分
【主催】帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)
【お問い合わせ先】03-5323-8709(平和祈念展示資料館)
https://www.heiwakinen.go.jp/kikaku/20241212-1300/

市谷の社 本と活字館企画展「FANTASTIC!プロセスインキ」

(c)Ichigaya Letterpress Factory

開催期間 2025年2月22日~2025年6月22日

市谷の社 本と活字館企画展「FANTASTIC!プロセスインキ」

市谷の社 本と活字館

写真がたくさん載った雑誌や、いろんな色が使われた絵本。皆さんが普段目にしたり手にしたりしている印刷物は、目に映るこの世の中のようにカラフルです。「いったい何色のインキが使われているの?」と思うかもしれません。ところが!実は多くの印刷物が、たった4色のインキだけで色を表現しているんです。
現在、もっとも一般的に用いられるオフセット印刷では、シアン(藍)、マゼンタ(紅)、イエロー(黄)、そしてブラック(墨)の基本の4色で色を再現しており、これら4色は印刷現場では「プロセスカラー」と呼ばれています。それぞれの色のアルファベット表記から「CMYK」の名でご存じの方もいるのではないでしょうか。「FANTASTIC!プロセスインキ」は、オフセット印刷で使われるプロセスカラー=CMYKが主役の展覧会です。どうしてたった4色のインキでこれだけ豊かな色が表現できるのでしょうか。本展では、プロセスインキで多くの色を再現するしくみや特徴を見ていきます。そして「印刷用インキと絵の具は何が違うの?」「光の三原色って、何?」「金や銀も4色で印刷できるの?」といった、色にまつわる素朴な疑問にお答えします。

【開催期間】2/22(土)~6/22(日)※入場無料、休館日は月・火曜(祝日の場合は開館)
【開催時間】10:00~18:00
【会場】市谷の社 本と活字館(新宿区市谷加賀町1-1-1)
【アクセス】東京メトロ南北線・有楽町線「市ケ谷駅」から徒歩10分、JR・都営地下鉄新宿線「市ケ谷駅」から徒歩15分、都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂駅」から徒歩10分
【協力】DICグラフィックス株式会社、杉山徹(大日本印刷 技術開発センター)
【展示デザイン】中沢仁美(シービーケー)
【グラフィックデザイン】助川誠、岡本和華、跡部千隼(SKG)
【イラストレーション】長濱愛望(SKG)
【お問い合わせ先】03-6386-0555(市谷の杜 本と活字館)
https://ichigaya-letterpress.jp/gallery/000443.html