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[北区]
令和6年度特別展「お札の模様 流線が描くArt 工芸官作品展」
- 開催時間
- 9:30~17:00
- 場所
- お札と切手の博物館
お札の模様「彩紋」に焦点を当てた特別展示
工芸官と呼ばれる国立印刷局の専門職員は、お札の原版の彫刻や、すかしの図案作製に携わるほか、お札のデザインに欠かせない幾何学模様「彩紋(さいもん)」の作製も行っています。彩紋は、数学的知識をはじめ、創造力、デザイン力を駆使して作製される特別な模様で、偽造防止を目的に150年前からお札に採用されてきました。線と線との粗密や混色まで計算された精緻な流線の模様は、重厚感があり、一つ一つが芸術品ともいえるほどですが、お札においては、主役たる肖像や文字と調和し、これらを引き立てる「名脇役」となっています。本展では、彩紋に焦点を当て、技術練磨や研究などを目的に工芸官が作製した「彩紋画」をご紹介します。彩紋の曲線や精緻な表現を活用した芸術性の高い流線のアートをぜひ会場でご覧ください。また、会期中の2/1(土)から3/9(日)までの金曜・土曜・日曜・祝日(一部除く)には、凹版印刷体験イベントも実施します。
<体験イベント「凹版印刷体験」>
お札に使われる印刷方式「凹版印刷」を体験できるイベントです(体験無料)。銅製版面の画線(図柄部分)に専用のインキを詰め、余分なインキをふき取って、印刷機で手刷りします。 ここまで約20分の工程を経た後、約10分乾燥すれば完成です。印刷物は記念にお持ち帰りいただけます。(体験には約30分程度の時間を要するため、早めに受付を終了する場合があります。体験の対象者は小学生以上)
【開催期間】1/15(水)~3/9(日)※入館無料、休館日は月曜日(祝日の場合は翌平日)、2/9(日)
【開催時間】9:30~17:00
【会場】お札と切手の博物館 2階展示室(北区王子1-6-1)
【アクセス】JR・東京メトロ南北線「王子駅」から徒歩3分、都電荒川線「王子駅前駅」から徒歩3分
【お問い合わせ先】03-5390-5194(お札と切手の博物館)
https://www.npb.go.jp/museum/tenji/tokubetu/index.html