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[渋谷区]
東京都写真美術館「総合開館30周年記念 恵比寿映像祭2025 Docs―これはイメージです―」
- 開催時間
- 10:00~20:00(最終日は18:00まで)
- 場所
- 恵比寿ガーデンプレイス
メディアの変容に着目し「ドキュメント/ドキュメンタリー」の再考を試みる
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団東京都写真美術館、日本経済新聞社は、東京都写真美術館をメイン会場に、恵比寿ガーデンプレイス各所などで「総合開館30周年記念 恵比寿映像祭2025 Docs―これはイメージです―」を開催。今年の恵比寿映像祭では、メディアの変容に着目し、幅広い作品群をイメージと言葉からひも解くことで、「ドキュメント/ドキュメンタリー」の再考を試みます。ドキュメント(document)は書類や文書を意味し、事実に基づく情報の記録(言葉はもとより写真・映像などのイメージを含む)を指します。そして、これを形容詞化したドキュメンタリー(documentary)という言葉はドキュメント的という形容詞の語義だけでなく、記録映画という名詞の意味も含まれます。実写映画の起点がリュミエール兄弟による、工場から出てくる人々を記録した「工場の出口」(1895年)であることはよく知られています。公開時、人々は日常で目にする光景が、実際の出来事のように、眼前に記録・再生されることに驚愕しました。この発明から130年を経た現在、誰もが写真や映像で生活を記録し、共有することが当たり前になっています。また、写真は画像へ、映像は動画へ、いわば制御可能なデジタルデータへと拡張し、事実とそれを表すイメージとの関係はより複雑で曖昧なものになっているのではないでしょうか。「総合開館30周年記念 恵比寿映像祭2025」では、東京都写真美術館の館内全フロアにおいて、国内外で活躍するアーティストによる映像、写真、資料などのパフォーマンスや身体性と関連する作品群、さらに第2回目となる「コミッション・プロジェクト」のファイナリストによる新作、東京都コレクションの展示および上映、パフォーマンス、ライヴ、トーク、ワークショップなどのプログラムを通して、19世紀から現代にいたるさまざまな表現を紹介し、時間を記録することに焦点をあてながらアーカイヴを掘り下げ、言葉とイメージの問題をひも解きます。また、手話通訳付きトークや鑑賞サポートをより充実させ、多様な背景を持つ来場者一人ひとりが文化や表現に出会う環境をつくります。そして、恵比寿ガーデンプレイス各所で展開するオフサイト展示では、テーマに寄り添った作品を体験できる場を創出し、恵比寿地域の文化関連施設と連携して広がりある豊かな芸術文化が享受できる場を提供します。
【開催期間】1/31(金)~2/16(日)※入場無料、上映など一部プログラムは有料、月曜休館、コミッション・プロジェクト(3階展示室)のみ3/23(日)まで
【開催時間】10:00~20:00(最終日は18:00まで)
【会場】東京都写真美術館(目黒区三田1-13-3)ほか恵比寿ガーデンプレイス各所など
【アクセス】JR「恵比寿駅」から動く通路「恵比寿スカイウォーク」で徒歩5分
【主催】東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団東京都写真美術館、日本経済新聞社
【後援】J-WAVE 81.3FM
【協賛】東京都写真美術館支援会員
【お問い合わせ先】03-3280-0099(東京都写真美術館)
https://www.yebizo.com/jp/